2025年10月26日、奈良県三宅町にて実施された
「令和7年度 近畿府県合同防災訓練・緊急消防援助隊近畿ブロック合同訓練・奈良県防災総合訓練」 に、一般社団法人 社会課題解決支援協会(社課)として参加いたしました。
今回の訓練は、今後発生が危惧される南海トラフ地震や奈良盆地東縁断層帯・中央構造断層帯の地震など、大規模災害に備えることを目的とし、
地域の防災力向上や、多様化する避難所ニーズ(要配慮者対応、ペット同行避難、衛星通信の確保等)を確認するために実施されたものです。
社課として実施した内容
今回の訓練にて、社課は以下の取り組みを行いました。
- 医療的ケア児のご家族に実際に参加いただき、避難時の課題や対応方法などを共有
- 「命のカルテ」システムの啓蒙・デモンストレーション
- 富士フイルムメディカル社の薬剤判別機器「PROOFIT IQ」の紹介
- 一包化された薬剤でも種類が識別できる機器で、避難所での薬剤提供の正確性向上に寄与
現場の医療従事者・自治体職員・防災士の方々にも高い関心を持っていただき、実践的な議論につながる貴重な機会となりました。
また、他にも自衛隊の方々が準備した炊き出しや野外入浴セットを基に、試食や体験が行われました。


訓練を通じて見えた課題
訓練とはいえ、準備段階から
・情報共有の不足
・役割分担の不明確さ
・担当者間の連携のズレ
が各所に見られました。
これは実災害時にはさらに大きな混乱につながる可能性があり、
平常時からの連携体制の構築、役割整理、共通理解の形成が不可欠であることを強く実感しました。
しかし、これらの体制整備を自治体のみで担うことは負担が大きいため、
官民連携で支え合う仕組みづくりが必須であることも改めて確認されました。
主な参加機関(抜粋)
訓練には、多くの公的機関・団体が参加されていました。
その一部を抜粋してご紹介します。
- 三宅町
- 航空自衛隊・陸上自衛隊・隊友会
- 奈良県防災士会
- 奈良県医師会/歯科医師会/歯科衛生士会
- 奈良県薬剤師会
- 日本赤十字社
- 奈良県看護協会・栄養士会
- 奈良県社会福祉協議会・三宅町社会福祉協議会
- 奈良県災害支援ネットワーク
- KDDI、奈良地方気象台 ほか多数
(※社課も参加団体として参画)
今後の取り組み
社課では、医療的ケア児・要配慮者支援、避難所運営の改善、災害医療支援体制の強化に向けて、引き続き自治体・企業・地域団体と連携しながら、実践的な防災体制の構築を支援してまいります。
また、現在自衛隊の方々と、医療的ケア児の支援・救援方法に関する共同訓練を行う方向で話を進めておりますので、進展があればご報告いたします!
そして、年末には「餅つき×防災」のイベントを行う予定です!
餅つきをしながら、火の取り扱いや消火器の使い方などを、元消防士の方が教えてくれます!
その様子もご報告いたします!
